極真空手兵庫西支部淡路道場の稽古風景、試合、イベント等の紹介。
 
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ようやく一人
淡路道場で人さまの大事な子供を預かるに当たって
ここまでは絶対に育てるという基準を持っています。
それはまっとうに育てるという事です。
そのまっとうに育てるというのが最低ラインだと考えています。

そして自分が高い理想として
生徒をここまで育てたいと思っているのが、
自分が心の底から、頭を下げれる生徒を育てたい、
という事です。

ようやくそのような生徒が育ちました。

彼は自分が淡路に帰ってくる前から極真空手をやっていました。
自分が淡路で空手を指導しだして最初の生徒が彼と弟でした。
自分が来る前から空手をやっていて、現在まで空手を続けているのは
彼の兄弟2人だけです。
小学校、中学、高校と空手を本当によく頑張って続けれたと思います。
空手だけでなく、クラブ、B・S、勉学と本当によく頑張れた
そのことだけでも凄い事だと思います。

空手を続けていくのは相当困難な道です。
稽古は地道な事の繰り返し、試合は厳しい、
その上、自分に怒鳴られたり怒られたりするばかり、
本当に楽しかった事なんかこれっぽっちだと思います。
でもその過酷な事を、彼は耐え抜き、完遂する事ができた。

自分は極真空手を稽古している子達は
ほんとにスゴイと思いながら見ています。
地道な稽古を延々と繰り返し、その上に怒られてばかり。
世でいう楽しい事なんてのは一握りです。

だからその厳しい稽古に精進している子供達には
幸福がおとずれて欲しいと、いつも願いながら共に汗を流しています。

極真空手をやったが故にいきたい進路にすすめなかった、
行きたい高校、大学にいけなかったじゃ、
しんどい思いをするだけの価値が淡路道場にはなかったという事で
みんなの努力に報いる事ができないんじゃ、
本当に生徒にも親御さんにも申し訳が立たない。

ようやく自分の願いであった、
心から頭を下げれるような素晴らしい生徒を育てたい
という願いが叶いました。

大学でロボットを研究したいんです。
その為には行きたい大学があるんです。
その大学に入り、ロボットの研究をするんです。
その為にはもう少し点数が足りないんで頑張っています。

その後、親御さんから希望の大学に入学する事が決まった事を聞き、
良かった良かったと、その努力が実った事が非常にうれしかったです。

そしてこの前、コンビニで頑張っている彼と久しぶりにあって彼が

大学に行く為にお金を稼いでます。

その言葉を聞いて、
素晴らしい
そう思いました。

そしてすごいじゃないかと思いました。
自分で道を見つけて、その道へ進む努力をして
それを成し遂げた。
その上に大学に行く為のお金を稼いでいます。
だと。
たぶんその先は
親御さんに少しでも負担が無いように協力しているんだ
といいたかったのでしょう。

本当にいい青年に育った。
もう自分などが何も言う事はできない。
一人前以上に素晴らしい人間になった。

その帰りはうれしくてうれしくて
そのうれしさは数日経った今も続いています。
本当にいい男になった。

後輩達にも素晴らしい道しるべを残してくれた。

素晴らしい感動をありがとう。

後輩達もその素晴らしい先輩の後姿をしっかりと
見ておいてください。
そしてその素晴らしさを先輩のように後に伝えていって下さい。

ようやく心の底から生徒に頭を下げる事ができました。

ほんとうにありがとう。

【2007.01.17 Wednesday 22:39】 author : awaji-karate
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